【今日のひとこと】
優しさは受け取ること
愛は与えること
あなたは、下のようなことを思ってないかな?
私、優しくないんです
私、愛がないんです
もっと優しくしてほしい
もっと愛してほしい
私、自分にやさしくできません
私、自分を愛していません
これ、実は・・・
病気や人間関係の問題の原因になってしまうの。
え!
こんなことが病気や人間関係の問題になっちゃうの?
そうなんです。
あなたの周りに、こんな人いないかな?
「優しくしてほしい」と言いながら、優しくしても拒否するので優しくしたくない人
本当は愛されたいと思っているのに、自分で愛されない自分を創っている人。
脳の働き上、「優しくしてほしい」と思えば思うほど、無意識に『優しくされない』状況を自分でつくってしまいます。
たとえば、どんなこと?
たとえば…
小学生の男子をイメージしてみてね。
好きな女子がいて、その子にちょっかいを出してしまう男子っているでしょ!
男子は「こっちを振り向いてよ」という思い、言い換えれば「自分のことを愛してよ」「自分に優しくしてよ(構ってよ)」という思いを持っているよね。
その結果、女子にちょっかいを出したり、意地悪をしたりする。
女子からしてみれば、「なんでこんなことをするの!?、この男子、嫌い!」って思っちゃう。
こんなケース、イメージできるかな?
あ、できます。
実際に私がそんな経験ありました。
当時は、本当にしつこくって嫌でした。
男子からすると、「好いて」と思っていたんだけど、無意識に取る行動が『好かれない』行動だったんだよね。
これを脳の働きで見てみると・・・
「好いてって思いたいのですね、では好いてってもっと思いたいように、何をやっても相手から振り向かれないように、そう嫌われるような行動をとりましょう」
ってなるの。
相手が振り向いてくれないから、男子はもっと「好いて」って意識しちゃうよね。
なるほど~
思っていることを強めるように、無意識に行動してしまうんですね。
そう。
だからね、
「優しくしてほしい」
「愛してほしい」
って思えば思うほど、無意識に相手に「優しくしないで」「愛さないで」っていうサイン(行動)を出してしまうんだよ。
そしたら、相手は困っちゃうよね。
それが続くと、「あ、優しくしても無駄なんだ」「こっちの愛は受け取ってもらえないんだな」となっちゃうわけ。
うわ!
こりゃたいへんだ!
どうすればいいんでしょうね!
ここで大切なのは、物事の始まりは『自分から』になっているということ。
だから、「やさしくされたい」とか「愛されたい」と思うなら、自分が「やさしくなり」「愛する」ように生きればいい。
これ、他人にだけじゃなく自分にもそうだよ。
というか、他人以上に自分に優しく、自分を愛するってことが大切。
でも、優しくするとか愛するってどうすればいいのか、いまいちしっくりこないんですけど・・・
そうだね。
で、「優しくする」「愛する」って言うことを行動に置き換えるね。
やさしさ=受け取ること
愛する=与えること
あ、なんとなくわかりますね、それ!
そっか。
相手が辛いことがあったとき、それに共感するって言うのも「相手の感情を受け取ってあげる」っていうことですもんね。
だから、「優しさ」なんですね。
何かしてあげたとき拒否されたら、「この人、嫌な人だな」って思うこともありますが、「この人、優しくないな」って考えると、しっくりきますね。
愛することもそうですね。
無償の愛とかって言いますが、そもそもが愛って無償なんですね。
ただ、与えるだけのこと。
相手を思って与えることなんですね。
そう、与えたら、あとは相手がどうしようが関係ないの。
それが愛。
だから、「やってあげたんだから、私にも何かしてちょうだい」っていうのは愛じゃないよね。
赤ちゃんを育てるお母さんをイメージするとわかりやすいかもね。
なるほどね~
そっか。
じゃ、「やさしさ」とか「愛する」って思った以上に簡単にできるかもしれませんね!
そうなんだよ。
で、ここからが重要なんだけど・・・
自分に対しても優しくしてますか?
自分のことを愛してますか?
ってこと。
よく、「自分が嫌いです」っていう人がいるけど、それは自分を愛する行為をしていないから、そう思ってしまうんだよね。
自分に優しくしていないから、そう思っちゃうんだよね。
そうなると、自分だって生きているわけだから、「愛されていない」とか「優しくされていない」ってなったら、ストレスでしょ。
それが溜まっていって病気になったりするの。
また、「愛されたい」「優しくされたい」って強く思うようになって、それが最初の方で話したように『無意識に』問題を創り出してしまうんだよ。
「愛されたい」って思えば思うほど、脳は「愛されたいと思いたいのですね、それでは愛されたいともっと思うように、愛されないように無意識に行動しちゃいましょう」ってなるってことですね。
なるほど~
だからね、人に優しくしてあげるとか、人を愛してあげるってことももちろん大切だけど、それ以上に自分に優しくして、自分を愛してほしいの。
具体的には何をすればいいんですか?
やさしさ=受け取ること
愛=与えること
だよね。
自分が辛いとかしんどいって思っているときは、きちんとその思いや感情を受け取ってあげるんだよ。
「頑張らないといけない」「辛いなんて言ってられない」なんて、自分の内から出ている思いや感情を受け取らずに否定するのは、自分に対して優しくしていないという行為。
だから、どんな思いも感情も、まずは受け取ってあげようね。
もちろん、うれしい思いや感情も受け取ってあげるんだ。
自分を否定せずに、受け取ってあげる。
これが、自分を優しくすること。
じゃ、自分を愛するって何ですか?
与えることだから、たくさんモノを買うことですか?
与えるのは、モノでもいいけど、それ以上に与えることがあるよ。
衝動買いとか高級品ばかりを買う人の中には、自分の中にある「満たされない」「欠けている」という思いを満たそうとしてモノを買うケースがある。
ということは、その人の場合は、モノを買っても本質的には自分に与えていないことになるね。
ただ、自分の『外』に物質的なものが増えるだけで、『内』は満たされないという状況。
じゃ、何を自分に与えるかというとね、言葉だよ。
やっぱりお前はすごいな!
お前は完璧!
あなたは素敵☆
いつもありがとう
すばらしい
あなたは最高だよ
って、たくさん自分にプラスになる言葉を与えること。
それが、自分を愛してあげるってこと。
言葉を与えて、そのあとに自分がどう思おうと関係ないよ。
「お前は最高!」って自分に言葉を与えて、そのあとに「いやいや、自分は底辺です」っていう言葉が返ってきてもいいの。
愛=与えること
だから、与えればOKなの。
返ってくる言葉は癖のようなものだから。
返ってきたら、「そう思うんだね」って受け取ってあげるだけ(優しさ)。
そこに「そんなことを思っちゃだめだよ」とか反論しないで、ただ受け取る。
で、「そんなお前も最高!」って言葉を与える。
ただ、それだけだよ。
それならできそう!
今日からやってみま~す♪