· 

非日常を意識することの大切さ

子どもを見ていると、いつもとは違う『何か』に日々挑戦したいという本能があることに気が付かされます。

 

 

赤ちゃんの時は、何度も転んでは立ち上がり、転んでは立ち上がりと、立てなかった日常から脱出するために、非日常を自分から味わっていることがわかります。

 

 

子どもがゲームに夢中になるのも、この非日常を感じることでワクワクしたり、ドキドキするからでしょう。

 

 

 

人間は非日常を楽しみたいと思って、この世に生まれてきたのかもしれません。

 

 

 

本能では非日常を楽しみたいと思っていても、大人になるにつれていつからか頭でっかちになってしまい日常の中に自分を閉じ込めようとします。

 

 

 

単純に比較すると子供と大人では子供の方が、身体も心も健康的で元気に満ち溢れています。

 

 

 

これは単に身体の細胞が若いからとかそう言った次元ではないようです。

 

 

 

だって、身体の細胞って日々生まれ変わっているから、大人の細胞も若いはず。

 

 

 

子どもが大人よりも元気で健康的な理由はさまざまなことが考えられますよね。

 

ストレスの違いとか

 

 

 

でも、もっとも違う点はどこかなと考えたら、やっぱり非日常を楽しんでいるかどうかだと思うんです。

 

 

 

 

僕も小さいころは、猫を追いかけて人の家まで入っていったことがあります。

 

それが縁でそこのおじいちゃんからスイカをご馳走になったりしました。

 

※人の家に勝手に入っていくことはやらない方がいいですが。

 

 

 

いつもと違う道を通って学校に行ったり。

 

いつもと違う感覚を味わいたいと目をつぶって自転車を漕いだり。

 

今までには無かったけどちょっと興味が出たら、それに関わってみるとか。

 

雨の中を傘を差さずにずぶぬれになってみたり。

 

 

 

 

すぐちかくに、たくさんの非日常があるのに、いつのまにかそれに気が付こうとしなくなっていた自分に気が付きました。

 

 

 

この非日常を味わうと、脳内の快楽ホルモンが分泌されます。

 

ドーパミンやセロトニン、ベーターエンドルインなど、神経伝達に良い影響を与える物質が分泌されます。

 

 

 

 

さて、あなたは今の生活に非日常を取り入れていますか?

 

 

 

もし、若い時に登山が好きだった人は、山を登るということも好きかもしれませんが、登山中の景色の移り変わりや生き物たち、日常では味わえない感覚が好きだったのかもしれません。

 

 

 

若いころに好きだったこと、少しでもいいのでもう一度日常の中に入れて観てはどうでしょうか。

 

 

 

もし、家から出ることができない方は、生花を買ってきてもらって、生花をよ~く観察するというのもおすすめです。

 

へ~、こうなっているんだ。

ここは、こんな感触なんだなぁ。

 

と、たくさんの非日常の気づきがあると思います。

 

 

 

 

非日常を体験するって考えただけで、なんかワクワクしますよね。

 

 

 

大きなことじゃなくても大丈夫。

 

日光浴だって、何年してないですか?

 

目をつぶって風を感じることだって、いつぶりですか?

 

テレビもラジオもつけずにし~んとした音を意識して味わうことをやったことはありますか?

 

 

 

是非、今日の中に隠れている非日常を見つけて楽しんでみて下さいね♪