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枕の高さと肩こり(慢性肩こり・四十肩・五十肩の方へ)

今回は『枕の高さ』と『肩こり』というテーマでお話していきます。

 

 

 

「枕は低い方が良いですよー」とか

「枕は使わない方が良いですよー」というアドバイス

どこかで受けたことがあると思いますが、

 

その理由は聞いたでしょうか?

 

 

 

その理由を知れば、

意識が変わって、

徐々に枕の高さを最適にしていくことができます。

高い枕を使っているときの姿勢って、

頭がずっと前に出ている状態ですよね。

 

(イラスト、手書きでごめんなさい!)

この状態だと、首から背中にかけて、長い筋肉だと骨盤にかけての筋肉がずっと伸ばされている状態になります。

 

 

下は、枕が低い状態です。

これと比較するとイメージがしやすいですね。

 

 

 

 

筋肉は伸ばすと「ちぎれるの怖い!」って思って、必死に縮もうとします。

 

これ、防衛反応。

 

 

強揉みした後に、余計に体中が凝るのも、強い刺激に対して防衛するために緊張するんです。

 

 

これが、寝ているときにも同じことが起きるんですね。

 

 

 

そうなると、寝ているときに強制的に伸ばされている筋肉は、無意識に「縮もう」として収縮する力がかかっている状態となります。

だから、起きた時に「なんか疲れている」と言う状態になってしまうんですね。

 

そして、緊張している状態が長いと、筋肉の中を通っている血管が圧迫されて循環が悪くなります。

 

そのため、筋肉の緊張が余計にリラックスできない状態となり、肩が凝るようになってしまいます。

 

 

もし、あなたが、朝起きた時から肩が凝っているという状態なら、原因は枕にあるかもしれません。

 

 

 

その時は、枕を『徐々に』低くしていってみましょう!

 

 

 

なぜ『徐々に』なのかと言いますと、枕を急に低くすると、身体がその変化についていけないため、睡眠に入ることが大変になったりする場合があります。

 

眠れない日々になってしまうと、健康を考えた時に本末転倒になってしまいますので、枕の高さは徐々に低くしていってくださいね。

また、頚椎椎間板ヘルニアの方は、枕を低くし過ぎると手がしびれるなどの症状が出ることがあります。

 

その場合は、痺れない程度の低さで調整をしてください。

 

頚椎椎間板ヘルニアの方は、整体を受けているとだんだんと低くても大丈夫になってきますので、身体を整えながら、枕の位置を調整していきましょう。

 

 

 

今回は『枕の高さ』と『肩こり』についてお伝えしました。

 

参考になればうれしいです。

 

 

 

今日も楽しくお過ごしくださいませ(^^)/