シャワーのメリット・デメリット
シャワーのメリットとしては、「時間が短縮できる」という部分ですね。
時間があまり取れない方にとっては、この「時間がかからない」というシャワーの選択が第一になってしまうことも多々あります。
でも、時短ばかり気を取られて、病気になったらそれこそ時間とお金がかかってしまいます。
行動はメリット・デメリットで考えなければいけません。メリットの方がデメリットよりもたくさんあるから、メリットが多い方を選ぶ!となった方が、より長く習慣化しやすくなるからです。
あとは好みですが・・・
《目次》
シャワーとお風呂と疲れ
シャワーとお風呂と精神面
シャワーとお風呂と血液
シャワーとお風呂と病気
シャワーとお風呂と仕事
半身浴か全身浴か
シャワーとお風呂と疲れ
シャワーでは体温が十分に上がりません。10分・15分とちょっと熱めのシャワーを浴びていると、体温が上がるように感じますが、身体の表面の温度が上がっただけ。もちろん、上がらないよりはいいのですが。
お風呂だと効率的に体温を上げてくれます。身体の緊張も脱力出来るので、表面全体から熱が伝わり、深部まで暖かくなりやすいんですね。
シャワーとお風呂と精神面
シャワーを頭から何分も浴びていると、滝行のように瞑想状態に入るかもしれませんが、外気温が中途半端に低い時は寒くてそれどころじゃないですよね。シャワーとお風呂を比べたとき、リラックス効果が高いのは湯ぶねにチャプンと浸かる方が断然効果的です!
程よい温度のお風呂はそれに入るだけで「は~、気持ちいいなぁ」ってなりますよね。
もし、うつ病や精神的な病がある方は、お風呂の電気をオレンジ色(ロウソクでも良いですよ)にして、アロマをたいてのんびりと入ってください。
シャワーでは得られないリラックス効果が得られます。
シャワーとお風呂と血液
身体の各所に酸素と栄養をを届けたり、各所から二酸化炭素や老廃物を排泄に移すのは、全て血液が正常に流れているからです。
体温がゆっくり温まると、血液の循環が良くなります!そして、リラックス効果が出ると内臓の働きが良くなり、ホルモンバランスが整いやすくなるんですね。腸から出ているホルモンってものすごく重要です。
病気を治す時や病気が回復するときには、絶対に血液の循環を抜きには考えられません。これが単に腰が痛いとか肩が凝るとか、そういったレベルであっても循環はものすごく影響しています。
また、お風呂に入ると水圧でマッサージ効果があります。これは思った以上に力がかかっているんです。
ということは、お風呂(湯ぶね)に入ることは、強制的に循環を良くする働きがあるということになりますね。
シャワーとお風呂と病気
病気の回復や改善を考えると、どうしても血液の循環やリンパの循環を考えなければいけないのです。そして、自律神経のバランスも考えなければいけません。
日中、働いていたり家事をしていたり、人と会っていると、イライラしたり緊張したりするので、交感神経が優位に働きます。
交感神経が優位に働くと、毛細血管の循環が減少するので、全体的な循環が低下します。
ですので、家に帰ってきた後にのんびりしたりリラックスして副交感神経を働かせて、毛細血管の流れを良くすることがとっても大切なんですね。
循環が良い状態をキープすれば、病気になっている細胞も回復しやすくなりますから!
ですので、病気を改善したい、病気を予防したいという観点から考えると、シャワーよりもお風呂に浸かる方が断然よくなります。
もちろん、アツアツの湯ぶねではなく、リラックスして入れるくらいの温度がちょうどいいですよ!
シャワーとお風呂と仕事
仕事のパフォーマンスを考えた時に、身体も心も軽やかにやる状態と、身体が重いけど『頑張らないと』と思いながらやる状態、どちらの方が良いか!?それは身体も心も軽やかにやるじょうたいですね。
たとえ仕事が大変であってもプライベートを充実した人と、プライベートをダラダラ過ごしている人、どちらがパフォーマンスが高くなるかというと、プライベートが充実している人。
ここでの充実と言うのは、何がイベントが盛りだくさんあるとかではなく、メリハリがありリラックスして過ごせているということです。
一流の選手も仕事人も、その日の疲れはその日にニュートラルにします。次の日まで持ち込みません。
と考えると、リラックスでき、身体に良い方が絶対的に仕事の効率を高めるということになります。
いっけん時間だけを考えてみれば、湯ぶねに入るよりもシャワーの方が効率的に思いますが、全体的に考えると湯ぶねに入ってリラックスした方が効率的と考えることが出来ます。
もちろん、万人がお風呂に入るべきだ!なんて考えていません。ケースバイケースでいいと思っています。シャワーが好きな人はシャワーでも良いと思っています。
でも、もしあなたが今までシャワーばかりの生活で、今の体調がすぐれないとしたら、湯船に入るという、今までの生活には無かった習慣を取り入れてみるのも、回復のヒントになると思いますので、是非、良ければお風呂に入ってみて下さいね。
半身浴か全身浴か
これは、「半身浴がいいー」って言う人がたくさんいると思いますが、半身浴より全身浴の方がいいという報告もあるようです。
で、心臓や循環に対する負担から考えると、これは浅いお風呂であれば全身浴でも負担が少なくて済みますよね。深いお風呂なら、全身浴をすると心臓にちょっと負担がありますよね。という違いだと思ってください。
もちろん、リラックス効果を考えたら、全身浴がおすすめです。長時間入りたいのであれば半身浴がおすすめです。
要は、あなたがのんびりリラックスして入れる方を選んでください。
これからの季節は気温が寒くなっていきますので、お風呂から上がった後に急激に身体を冷やさないようにお気を付けくださいね。
では、今日も読んでいただき、ありがとうございます☆☆☆