肩こりの原因は肩じゃない|肩を揉んでも楽にならない肩こりの原因はどこにあるか
《目次》
筋肉から考えてみる
パソコンを使う人が固定している部分
パソコンのキーボード入力のとき
パソコンを使うのが楽になると肩も楽になる
自分で出来るケア
筋肉から考えてみる
肩を触られて、「肩こりしてますねー」って言われ言われる筋肉は『僧帽筋』とか『肩甲挙筋』という筋肉です。
僧帽筋は背骨・肩甲骨・鎖骨・後頭骨についている筋肉で、骨を動かしたり支えたりします。頭を固定しているときにも使われますね。
肩甲挙筋は肩甲骨・背骨についている筋肉で、肩甲骨を上に持ち上げるときに働く筋肉(下がらないようにする筋肉)です。
これらの筋肉が硬くなっていると、「肩、凝ってますねー」って言われます。
では、はぜ僧帽筋や肩甲挙筋、もちろん他のたくさんの肩周辺の筋肉が硬くなるのでしょうか?
パソコンを使う人が固定している部分
パソコンや事務仕事をしているが固定している場所と言うのは、かなり共通している部分があります。
たとえば、パソコン場面を見るための顔、目(画面を見ているときはほとんど動かしません)、首、肩、背中。
固定していて動かさないということは、筋肉で引っ張っている状態です。常に同じ筋肉が引っ張っている状態。
だから、筋肉が凝ってくるんですね。
でも、ここでもっと注目してほしい筋肉があります。
それは、『手首』を動かす筋肉。
肘を動かす筋肉もとっても大切です。
パソコンのキーボード入力のとき
パソコンを打っているとき、手首を固定したり、人によっては浮かせてキーボードを打つ方がいます。
でも、パソコンのキーボードを打つときは、指は非常に動くわけですよね。正確に言うと、指の骨をたくさん動かすわけです。
指の骨は腕(前腕)から起きて、指の骨に行きます。また、指に行く前に手の手根部も通って行きます。
だんだん文字入力をしていると、手根部の骨の動きが悪くなり、筋肉の動きも悪くなります。
手首の動きが悪くなると、今度は肘や肩・背中を使ってパソコンの入力をサポートするようになります。
つまり、キーボード入力を全身で行うわけですね。
パソコンを使うのが楽になると肩も楽になる
目で見える部分はほとんど動いていないように見えますが、パソコンを打っているときは身体全体の細い小さな筋肉が一生懸命に動いている状態です。
これがまた緊張に拍車をかけてしまいます。つまり、肩を含めた身体全体が硬くなってしまうので。
そこで『肩』が一番症状として認識できる人にとっては、「肩凝ったー」となるわけです。
実際は、全身が凝っているはず!
パソコンの使い方が楽になるというこは、他の部分の緊張に拍車をかけることも無くなるということにつながります。
では、一番簡単にそれができいるには、どんなセルフケアがあるかと言いますと・・・
自分で出来るケア
チラッとでてきましたが、大切な部分は手根部です。手根部の骨が動きやすくなると、手の動きが楽になります。手の動きが楽になれば、肘や腕への負担が軽減するので、間接的に肩や首・背中の筋肉への負担も減ってくれます。
そこでおすすめしたいのが、手首のセルフケアです。
やり方は超簡単!
ただ、ブラブラするだけです(^^)
日常的に手首をブラブラする方は、時間を計ってほしいのですが、きっと3~5秒くらいだと思います。
それでも効果がないわけではありませんが、出来れば30秒程、手をブラブラしていてほしいと思います。
手をブラブラすることで、手根部の骨のロックが解除されることもありますが、手首・肘関節が動きますので、筋肉のリラックス効果があります。そして、老廃物も流れやすくなり、酸素と栄養素が豊富な血液が供給されやすくなります。
今まで5秒くらいしかやっていなかった方は、さっそく30秒程やってみてください。
30秒程やった後に、またパソコンの打ち込みを行ってみて下さい。
指の運びが楽になっていると思います。
これはすぐに実践できるものなので、適度に行ってみて下さいね。
あなたの健康・幸せの参考にしていただけたら嬉しいです。
今日も、読んでいただき、ありがとうございます☆☆☆