あなたは以下のことでお困りですか?
- ストレートネックだと言われた
- 頭痛がひどい
- 肩こりがひどい
- たまに吐き気もする
- ストレートネックと言われても改善策がわからない
- 病院では何もしてくれなかった
- 湿布に頼りたくない
- 痛み止めや薬に頼りたくない
- 慰安ではごまかせないので治療をしてほしい
一つでも当てはまれば、当院(仙台で全身整体を主とする整骨院です)がサポートできると思います。
今日は、『ストレートネック』についてお伝えしますね。
《目次》
このような方が来院されました
ストレートネックの病院や他の整骨院での対応
ストレートネックとは
ストレートネックの原因
ストレートネックと頭痛
ストレートネックと首の痛み
ストレートネックと肩こり・肩の痛み
ストレートネック改善治療法の考え方
ストレートネックと整体
ストレートネックのセルフケア
このような方が来院されました
頭痛がひどくて、肩こりもひどいです。
あまりにもひどいし、つらくなり過ぎると吐き気もします。
先日、病院に行って検査しました。
検査結果はどこにも異常なしとのことでしたが、
病院の先生からは
「レントゲンをみるとストレートネックですね
ストレートネックだから、
頭痛とか肩こりがひどくなるんです」
と説明されました。
説明はされたのですが、
結局痛み止めの薬を出されたのと、
筋肉を柔らかくする薬を出されました。
だけど、薬を飲んでも
一向に症状が良くならないので、
こちらに来ました。
ストレートネックの病院や他の整骨院での対応
ここでは患者さんから聞く一般的な病院や他の整骨院・接骨院の治療の流れについて説明します。
肩こりや頭痛がひどくて病院に行くと最初は頭痛薬や湿布や電気治療などで様子を見るところが多いようです。そしてレントゲンを撮った時に「ストレートネックだね」と言われることが多いとのこと。
病院では「ストレートネックだね」と言われたけど、それ以降は「肩を動かしたり首を温めたりしてくださいね」と言われただけで終わった!という方もいます。
整骨院では、一般的には頚椎捻挫という形で扱うところが多いです。一般的な施術の流れとしては低周波治療器の電気をかけて、揉む(マッサージ師の免許がない人は「マッサージ」と言って施術をすることはできません)という流れです。
それにプラスして、首を牽引器で引っ張るところもあるかもしれませんが、身体の構造から考えると牽引器で引っ張ることは賛成できませんので、注意してくださいね。
そして、残念ながら低周波治療器も一般的に扱われているものはそれほど効果はありません。ただ、ジリジリして気持ちいいと感じる人には、リラクゼーション効果はあるかもしれませんが。
ストレートネックとは
頭の重さは4~5kgほど(個人差あり)あります。
それを支えているのが首ですね。
4~5kgの重りを持ってみるとわかりますが、相当重いです。
それを細い首で常に支えていることになります。
そのため、首にかから負担は少なくありません。
首が良い状態にあれば、頭の重さを分散させることが出来るため疲れにくいですが、写真のように真直ぐ(ストレート)になっていると、首に対する負担が大きくなります。
ストレートネックとは、レントゲンを撮った時に「頚椎がストレートになっている」ように見える状態です。
これをストレートネックと言うだけのこと。
原因は首にあるのではないので、注意してくださいね。
ストレートネックの原因
では、ストレートネックの原因はどこにあるのか考えてみましょう!
ストレートネックの人に共通しているのは、『猫背』です。
猫背になっていると、頚椎の土台である胸椎上部の角度が前に傾きます。
胸椎上部の可動性(動きやすさ)があれば、多少角度が前になっても、頚椎はストレートになりにくく柔軟性を保ちながら前弯を形成しやすくなります。
でも、胸椎(背中)の可動性が小さくなり、肩甲骨の動きも悪くなるほど筋肉が緊張した状態になると、ストレートネックになります。
つまり、ストレートネックだから肩こりや頭痛が起きるのではなく、肩こりや頭痛が起きやすい状態になっていると当時にストレートネックになっているということなんです。
もっと言えば、胸椎の土台となっている腰椎や骨盤の姿勢でも猫背になります。
つまり、骨盤・腰椎・胸椎の在り方がおかしくてストレートネックになってしまうんですね。
たとえば、スマホをしている姿勢、パソコンをしている姿勢、そのほとんどが骨盤から胸椎に負担のかかる姿勢です。
そして、画面を見るために無意識に顔を前に出してしまうので、余計にストレートネックを作ってしまうんです。
ストレートネックと頭痛
頭の重さは首で支えています。
健康的な姿勢の場合、首に力をそれほど入れなくてもバランスが良い状態なので、頭の重さは首を介して身体で支えることになります。
この場合、不自然な緊張が起きないので、頭周辺の筋肉も緊張状態になる事はあまりありません。
しかし、ストレートネックの状態では、頭は体幹よりも少し前に位置します。そのため、首で一生懸命に頭を支えます。
つまり、首の筋肉は緊張して、首から後頭部や顎や側頭部にかけての筋肉が常に緊張していることになります。
特に頚椎から後頭骨にかけての筋肉や、首の横の筋肉が緊張することで、血流も悪くなります。
そのために、頭痛が起きやすくなってしまいます。
ストレートネックと首の痛み
『ストレートネックと頭痛』でもお伝えしました通り、ストレートネックの場合は頭(顔)が体感よりも前に位置しやすくなります。
それを首だけで一生懸命に支えようとするんですね。
まるで写真のキリンさんのような状態です。
※キリンさんの首は非常にしっかりしているので大丈夫。
この状態が続けば、首の筋にはずっと緊張した状態になります。
そうなると、循環が悪くなり疲労物質が溜まり、余計に緊張が緩和しにくくなるという悪循環となり、首の痛みが発生します。
ストレートネックと肩こり・肩の痛み
僧帽筋や肩甲挙筋、その他の多数の筋肉は肩甲骨と頚椎や頭蓋骨を繋ぎます。
ストレートネックの姿勢だと、頭を支えるために筋肉が常に緊張した状態となります。
また、不自然に引っ張られた状態になる事になり、引っ張られるのを嫌がる筋肉は、余計に緊張してしまうんです。
ストレートネックの方は、両肩や首の付け根(頚椎と胸椎の境目)あたりに痛みを訴える方が多くいます。
その他に、頚椎とは直接的には関係ありませんが、多くの方が腰痛を持っている事も知っておいてほしいです。
つまり、首の問題ではなく全身の問題なんですね。
ストレートネック改善治療法の考え方
今まで説明してきたことでお分かりになる方もいるかもしれませんが、ストレートネックの改善や治療で大切な考え方は全身を整えるということです。
骨盤に不要な歪みがあったり、骨盤の姿勢が悪いと腰椎や胸椎が必要以上に後湾してしまい猫背になります。
猫背になると頚椎は前に伸びやすくなるので、ストレートナックになりやすくなります。
大切なのは、骨盤の不要な歪みを取り除き、背骨の可動域(動きやすさ)をつけてあげること。
そして、頚椎の不要なねじれを取ってあげること。もちろんソフトな刺激で!
これを行うだけで、下腿(ふくらはぎなど)から腰や肩から首にかけての筋肉が柔らかくなります。
触れてもいない部分の筋肉も柔らかくなります。
ストレートネックと整体
整体は上の『考え方』に則った整体がベストだと考えています。
リラクゼーションに行くことも否定しませんが、一般的なリラクゼーションや整体屋は解剖学や生理学の知識が無いアルバイトの方がやっていたりします。
ですので、リラックスするために行くことは問題ないと思いますが、身体を整えることを考えると、やはりきちんと全身を診てもらえるところを選択してください。
その際に、『強揉み』を好むところはあまりお勧めいたしません。どうしてかというと、『強揉み』を行うと筋肉が余計に硬くなる場合が多いからです。その悪循環が「強揉みじゃないと聞かない(という思いこみ)」を作ってしまいます。
身体は強い刺激をかけると抵抗して筋肉が緊張しますが、ソフトな刺激だと抵抗せずに身体が気持ちよく整っていきますので。
その上で、骨盤・腰椎・胸椎・頚椎、できたら頭蓋骨と足根骨を整えてくれる治療院がおすすめです。
当院でも整えますが、仙台にある当院に来ることの難しいくらい遠くの方は通いやすい距離で是非探して行ってくださいませ。
ストレートネックのセルフケア
さて、ストレートネックのセルフケアとなります。
まずは骨盤についてです。
骨盤は座っているときも立っているときも『骨盤を立てる』姿勢を意識しましょう。
骨盤を立てた姿勢はキレイな姿勢です。腰椎の形も良い姿勢となるため、猫背予防にもなります。猫背予防になるので、ストレートネックの予防になります。
運動は適度な運動をしていただきたいですが、座ってでもできるということで、肩甲骨を動かす運動をお勧めします。
肩甲骨を動かすと、肩甲骨から骨盤や頚椎・頭蓋骨についている筋肉も動かすことになります。
ただ座っているだけでも同じ筋肉を緊張させて姿勢を維持しています。その緊張が続くと循環が悪くなり筋肉が凝ってきてしまいます。こまめに動かすことをお勧めします。
今、ストレートネックとか、頭痛や肩こりなどの症状にお悩みでしたら、放っておかずに早めに当院に連絡くださいませ。
あなたの健康のサポートができたらうれしいです。