パーキンソン病、精神疾患、糖尿病、胃腸不調などさまざまな病気は生活の中で起きてきます。
生活の中にある小さな原因が積み重なって起きてきます。
身体の痛みの多くは、身体を整えることで緩和・消失していきますが、それでも日常生活の内容はとても重要なものになります。
全てに当てはまりますが、ここではパーキンソン病を例に挙げて説明していきますね。
パーキンソン病はご存知の方もいますが、日常生活やリハビリ、身体を整えることで症状が改善していく病気です。
もちろん、1日とか1週間で症状が無くなったりするものではありません。
だけど、身体の全細胞は生まれ変わります。
脳細胞(神経細胞)も生まれ変わります。
ですので、病気になったためにできなくなった動作であっても、新しい細胞を使えるようになると、動作が少しずつ出来るようになります。
そこで大切なのが習慣形成です。
ただ、習慣を作っているのは無意識にあたる潜在意識の部分です。
人の意識は『頑固』であり『素直』でもあります。
『頑固』というのは、今までの生活を変えたくない!という行動を無意識にしてしまうことです。
たとえば、病気になって周りからお酒を止めた方が良いよって言われたとします。
本人もそれは分かっています。
でも、
「今まで毎日お酒を飲んで来たら、急にやめたら身体がびっくりするから、量を減らす感じで行こうかな」とか、「酒は百薬の長っていうから、やっぱり少しは飲んだ方が良いと思うんだよね」
と言ったように、お酒を止めない理由をたくさん作ります。
それは、今までの環境・生き方・生活を変えたくないからです。
たとえ、今までの環境・生き方・生活が、自分にとって大変なモノであっても、無意識に変えることに抵抗します。
これが『頑固』ということです。
でも、『素直』でもあります。
習慣を変えることは大変だ!
と多くの人は言いますが、ルーティン行動をしていると簡単に変わって行きます。
たとえば、お酒を止めることについては、「まずは1週間やめてみよう」として1週間やめてみる。
1週間やめたら、また1週間続けてみよう!とやってみる。
そのように短い期間で区切ってルーティン行動をしていると、習慣化しやすくなります。
それが『素直』という意味です。
で、リハビリや生活改善についてもこれが当てはまるんですね。
ただ、今まで行っていなかったモノを習慣化させようとしたときに、強い抵抗感が無意識に出やすくなります。
そこで、お勧めしたいのが5分の法則です。
5分の法則と言うのは、
「まずは5分、やってみよう」
というもの。
たとえば、免疫を高めたいと思っているのに、
喜びにもならないニュースを見てしまう
という習慣を持っていたとしますね。
ニュースを見ることは免疫を下げる働きがあるので、
どうせなら、youtubeなどで笑っちゃうような動画を見てほしいのです。
そこで、ニュースを見そうになったら、
まずは、5分だけyoutubeの面白い動画を見てみる!
または、癒される動画をみてみましょう!
ジョギングや散歩を習慣にしたいのであれば、
天気が悪くても雨が降っていても、
まずは5分だけ外に出てみましょう。
5分の法則と言うのは、
「5分だけやってみよう」
と思うと、何事もスタートできちゃうんですね。
そして、スタートしてしまうと
それが15分とか30分続けて出来るようになるんです。
これが5分の法則。
1日の中の5分は誰でも生み出すことが出来ますよね。
で、その5分を毎日やるんです。
そうすると、無理なく習慣化できてしまうんですね。
30分やらないとダメ、とか1時間は続けないとダメとか、そういう人たちもいますが、スタートしないと何事も始まりません。
30分とか1時間とか、やる前からそのように考えてしまうと、「今日は時間がとれなさそうだから止めよう」となって、スタートすらしなかったりしますから。
だから、5分の法則を上手に使ってほしいんです。
ここは治療院ブログなので健康のことについて例を挙げていきますね!
運動をしてみる
面白い本やテレビを見てみる
体操をしてみる
瞑想をしてみる
よく噛んで食べると意識して食べる
自分をご機嫌にしてみる
プラス思考になってみる
ユニークなことを考えてみる
・・・
なんでもいいと思うことを5分だけやってみて下さい。
もっとやりたいと思えば、続けてやってみましょう!
まずは、あなたが習慣化したいことを書き出してください。
その中から一つだけ(多くても3つ)を選んでください。
そして、それだけについて5分の法則を使って習慣化してみましょう!
習慣化したら、他のものを一つ選んで習慣化していきましょう。
そうやって、健康なものを習慣化していけば、1日の時間は24時間と限られているので、必然的に不健康な習慣が無くなって行きます。
では、『5分の法則』を利用して、自分なりの楽しい生活を作ってくださいね♪
今日も読んでいただき、ありがとうございます☆☆☆