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精神症状・疾患・病|幸福ホルモンと食生活

 幸福な感情が低下すると、精神症状が出てきます。

 それが強くなると精神疾患や精神病と言われるようになります。

 

 

 これは、誰もが理解できる部分だと思います。

 

 

 今回は、幸福ホルモンについてと、それを高める食生活について考えました。

 

 参考にしていただけたらと思います。

パーキンソン病と幸福ホルモン
幸福ホルモンは自分で高められる

 ホルモン分泌が低下すると、精神活動が低下してうつ状態になる事が知られています。

 

 

 

 主に、幸福を司るホルモンには以下のようなものがあります。

 

 

  • セロトニン
  • エンドルフィン
  • ドーパミン
  • オキシトシン

 

 

 

 もちろん、その他にもさまざまなホルモンがありますが、今回はこのホルモンを考えてみます。

 一番重要なのは、これらのホルモンは日々の食事や健康管理、運動などで増やすことが出来るものだということです。

 

 

 

 セロトニンは精神を安定させるホルモンです。

 

 体内の90%以上のセロトニンが小腸で作られます。

 

 症状に悪い食生活をするだけで、セロトニン分泌が低下して精神が不安定になるので注意が必要です。

 

 

 

 エンドルフィンは脳内麻薬とも言われます。

 モルヒネの数倍の鎮痛作用が確認されています。

 

 エンドルフィンは運動などで負荷がかかった後のハイな気分の時に分泌されます。ランナーズハイですね。

 

 また、何かを達成したときにも分泌されます。

 

 ですので、汚れている部屋を掃除しても、ちょっとした運動でも計画を達成したときにも分泌されます。

 

 

 

 ドーパミンはやる気・元気を出すホルモンです。

 

 これは運動することで分泌されることが知られています。

また、笑ったりするだけでも分泌されます。

 

 「楽しいから笑う」のではなく「笑ってみる」ことはとってもおすすめですね。

 

 そして、パーキンソン病ではドーパミン量が低下することで症状が出てくるとされていますが、運動を強くお勧めします。

 

 楽しい気分を維持しつつ運動を行うと、運動障害が改善することが知られていますから!

 

 

 

 オキシトシンは癒しのホルモンですね。

 

 これが出ると「あ~幸せ」という感情が出やすくなります。

 

 たとえば、子供ならお母さんにハグされたときにもオキシトシンが分泌されるんですね。

 

 大人でもパートナーと手を握ったり、ハグしたりするのもいいです。

 

 パートナーがいなければ哺乳類に触れることでもオキシトシンが分泌されますよ。

 

 

 

 このように、精神(心)は身体の使い方(もちろん、自分で選ぶ感情の使い方も大切)で幸福な状態に導くことが出来るんですね。

 今回特にお伝えしたいのが、セロトニンです。

 

 

 

 セロトニンは小腸と非常に関係が深いです。

 

 

 

 パーキンソン病を含めた多くの病気も、腸と関係します。

 

 

 

 

 腸と言うのはとっても大切な所で、以下の特徴があります。

 

 

  • 人間でもっとも早く作られる部分
  • 免疫細胞が作られる部分
  • 血液が作られる部分
  • ガンになりにくい部分
  • セロトニンをたくさん作る部分

 

 

 

 つまり、小腸に良い食生活をするだけで、たくさんの良い事が起きてくるということになります。

 

 

 もちろん、身体の反応なので急激に良い方向行くとは限りませんが、3ヶ月経つ頃には、あなたが気になっている症状の多くが良い方向に向かっているということを実感できると思います。

小腸
特に大切なのが小腸

 では、小腸に良い食生活とはどんなものなのか?

食べ物の注意

  • 砂糖禁止
  • 小麦粉禁止(グルテンフリー食材を中心にする)
  • 細胞を意識する

 

 ※禁止できない時は出来る限り控える食生活をしましょう。

 

 

 砂糖は身体に悪いということは誰もが知っている事実ですよね。

 

 でもついつい摂ってしまいます。

 

 それは、砂糖には中毒性があるからです。

 

 

 この中毒性が抜けるまでは甘いモノ中毒になっているので、砂糖を摂らないというのは大変かもしれませんが、2週間を過ぎてくると結構楽になります。

 

 

 甘いものが食べたいと思わなくなってきます。

 

 

 ですので、まずは3週間だけでも続けてみてはいかがでしょうか?

小麦粉
小麦粉は控えた方が良い!

 また、小麦粉(大麦やライ麦も)に含まれるグルテンと言うたんぱく質は、小腸を破壊することが知られています。

 

 ラーメンやうどん、パンのもっちり感がグルテンによる作用です。

 

 美味しいですよね!私はラーメンが好きなので、小麦粉を摂らないとなるとちょっと大変です。

 

 

 でも、今、あなたが何かしらの症状で悩んでいるのなら、そしてその状態を少しでも健康に向かわせたいのであれば、まずは3~4週間だけでもいいから試してください。

 

 

 

 この『砂糖を摂らない』『グルテン(小麦粉)を摂らない』食生活をすると、身体に良い変化しか起きません。

 

 

 悪い変化は起きないですので、安心してやってくださいね。

食べ方

 朝食:食べたい方は軽く果物や野菜やアボガドを食べましょう。

 

 昼食:軽く和食を食べましょう。

 

 夕食:ゆっくり和食を食べましょう。

和食
和食は日本人に合っています!

 朝食についてですが、量が少ないとお腹が空いてしまうと勘違いしている方もいますので、ちょっと説明しますね。

 

 

 なぜお腹が空くのかと言いますと血糖値が急激に下がるからです。

 

 

 なぜ血糖値が急激に下がるかと言いますと、血糖値が急に上がったからそれを下げようとして血糖値を下げるホルモン(インスリン)が分泌されて血糖値が急に下がります。

 

 

 血糖値がゆっくり上がるときは、インスリンも少しずつ出るので、血糖値の下がり方も穏やかになります。

 

 

 

 血糖値が急激に上がる原因は砂糖です。

 もっと言えば、糖質です。

 

 

 たとえば白米も砂糖とほとんど一緒だと思ってください。

 

 ですので、米を食べたいのであれば、玄米がおすすめです。

 

 玄米は白米に比べて血糖値の上がり方が穏やかですので。

 

 オメガ3などの脂分は血糖値の上昇が緩やかです。

 ですので、アボガドなどは朝食にもってこいなんですね。

血液
急激な血糖値の上下は病気の原因になります

 また、「朝食をしっかり食べないとダメ」と言った誤った観念を小さい時から植えつけられているかもしれませんが、朝食を食べ過ぎると胃腸に負担がかかりすぎて、身体としては辛いだけです。

 

 

 たくさん食べると、胃腸にものがたくさんたまります。

 

 胃腸の消化する働きを促進するために、胃腸に血液が溜まりますし、エネルギーも使われます。

 

 結果的に眠くなったりだるくなったり、頭がさえないということにつながります。

 

 

 

 もし、午前中眠いとか、だるい、頭がさえない、調子が出ないなどの症状があれば、それは朝食の摂りすぎ、特にご飯の食べ過ぎになりますので、注意しましょう。

 

 また、昼・夕のご飯を和食とさせていただいたのは、洋食に比べて和食の方がバランスがとれているからです。

 

 もちろん、おかずの種類多めの和食がおすすめです。

 

 一口に30~50回以上噛みながら食べると、胃腸にとって良いですよね。

 

 そして、会話しながら楽しく食べる事をお勧めします。

 

 

 テレビを見ながら食べると、どのくらい食べたのか分からないし、味覚も鈍感になるので脳の働きが鈍くなりますから!

 

 

 

 以上をまずは3~4週間続けてください。

 

 

 

 身体に良い事を続けるのですから、身体や精神が悪くなることはありません。

 

 

 3~4週間続けて、体調が良好であればそのまま続けてほしいと思います。

 

 

 もし、身体や心の変化がなければ、元の食事に戻してもらっても構いません。

 

 元の食事に戻した時に、体調が悪くなるのであれば、元の食事は体に合わなかったんだなとわかると思います。

 

 元の食事に戻しても体調に変化がなければ、元々糖質やグルテンは身体にそれほど影響していなかったんだなと言うことが分かりますね。

幸福
幸福ホルモン

 この幸福ホルモンを分泌する生活は、健康的な生活なんです。

 

 

 食事も健康的、運動も健康的、毎日笑って他者と触れて・・・と。

 

 

 

 そのような健康的な生活をしていれば、きっと病気だって健康の方向に向かうと思いませんか?

 

 

 

 今よりも少しでも楽に、そして楽しい人生を進むことに、この記事がきっかけになればと思います。

 

 

 ここまで読んでいただき、ありがとうございます☆☆☆