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生命保険レディーさんの言葉から前を向くことの素晴らしさを学びました

先日、生命保険会社で働いている人(生命保険レディー)とお話をしていた時のことです。

 

今までも何度かカウンセリングというかコーチングというか、心のクリーニングをさせて頂いていた方です。

 

 

その方のお話しがとっても素晴らしいと思ったので、ここでシェアさせてもらいますね。

 

 

 

彼女の会社は非常に管理が厳しく、営業レディーが自分の考えで自由に行動することを監視しています。

 

朝の朝礼も身にならない話が長々と続き、それだけで毎朝ストレスになるほどでした。

 

上司も「私たちの保険会社は一番なの!こんな会社に勤めさせてもらえてうれしいと思いなさい!だからどんどん営業成績をあげなさい!さっさと顧客を開拓してきなさい!」と、働いている人たちのことを道具としてみていません。

 

 

何人かの保険レディーの方から話を聞いたことがありますが、そのような職場も少なくないようですね。

 

 

 

彼女は毎日が憂鬱でした。

 

会社内でもみんながライバルとか、おでこにお金マークがついているモンスターのようなもので、普通に話が出来る人がほとんどいないとのことでした。

 

 

 

いつも早く辞めたい、早く辞めたいと言っていました。

 

早く辞めたいと言いつつ、辛い日々は続いていました。

 

 

 

 

 

で、先日会ったとき、とってもスッキリした表情になっていました。

 

仕事はまだ続けているにもかかわらず、環境も変化していないにもかかわらず、とってもスッキリな表情になっていました。

 

 

 

どうしたんですか?

 

 

って聞きました。

 

 

 

 

そしたら、こういうのです。

 

 

 

環境は今の所、変わっていませんが、○○月までに辞めることを決めました!

 

 

そしたら、なんか今の職場での出来事も無理なく受け止められるようになりましたし、あの人はこういう人間性なんだなとか、この人は自分のことをこう思っているんだなと冷静に俯瞰して捉えられるようになりました。

 

 

 

と。

 

 

 

 

環境は何も変わっていません。

 

変わったのは自分の考え方です。

 

 

 

 

そう、「未来はこうする」と決めたんですね。

 

そしたら、今の捉え方が変わって、ストレスもかなり減ったようでした。

 

 

 

今の環境の辛い部分ばかりに視点を置いて、辛い部分ばかりを一生懸命に見ている。

 

「だって辛いんだもん」というのはわかりますが、それでも未来を考えたり、辛くない瞬間もあるはずですが、今の辛いところ探しに一生懸命になってしまっていると、結局辛い精神のままですよね。

 

 

 

でも、彼女の話を聞くと、環境が辛くても、視点をどこに置くことを決めるかで、今の辛さから精神が離れてくれるということを経験を持って教えてくれています。

 

 

 

 

 

 

さて、ここからわかることですが、もしあなたが病気で苦しんでいるとします。

 

 

病院に行っても原因が分からない。

辛いのを誰もわかってもらえない。

医師は相手にもしてくれない。

精神的に問題があると言われるだけ。

 

 

だとしますね。

もちろん、極端な話ですが、中にはこのような人がいるかもしれません。

 

 

 

その時に、辛い自分の現象に目を向けることが大切な時はありますが、それに執着する必要はありません。

 

 

 

病院に行って医師に症状を説明するときは、どういったところが辛いのかを伝える必要はあります。

 

でも、伝える相手がいない場合、辛い症状にフォーカスするのではなく、自分がどうなりたいとか、何をしたいとか、そういった未来のことに意識を向けることができますよね。

 

 

 

たとえば、腰が痛い場合は、病院では「腰が痛いんです」と伝えればいいですが、一人でいるときは「腰の痛みが楽になったらどこに行きたいかな?」「今、誰と会いたいかな」「1年後はどんな生活を送りたいかな?」と、腰以外のことを考えることができるんです。

 

 

 

それが人間です。

 

 

 

人間はすばらしいのです。

 

 

 

今がどんなに苦しい状況であっても、苦しくないことやホッとすること、楽しいこと、感謝すること、愛についてとかを考えることができるんです。

 

 

 

すばらしい能力です。

 

 

それをぜひ、活用して、自分が今よりもちょっとだけ良い気分になるとしたら、どんなことを考えようかなって自問自答してみて下さい。

 

 

一人の時は苦しまないでください。

人と一緒のときもできれば苦しまないでください。

 

 

ちょっとだけ、良い気分になること『だけ』を探してみて下さいね♪