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人間関係が病気を作る!より良い人間関係が健康の秘訣

病気、ガン、パーキンソン病、慢性腰痛などの原因が人間関係のストレスにあることがかなり多いようです。
健康と人間関係

《目次》

あなたの人間関係は良好ですか?

人間関係と病気の関係

人間は人間関係に不器用

良い人間関係を築くための3つのポイント

良い人間関係を築くためのコミュニケーション

健康とは身体だけじゃない

あなたの人間関係は良好ですか?

もし今のあなたが身体的にも精神的にも健康なら、人間関係が良好かもしれません。しかし、もし悩みがあったり、不健康な部分があったら、誰かとの人間関係に問題があったり、人間関係を築こうにもコミュニケーションに不安があり、常に孤独を抱えている状態かもしれません。

 

人が幸せに人生を送るためには、良い人間関係が必要だということがハーバード大学の約80年にも及ぶ700人以上の人生を追跡する調査研究でわかっています。

 

あなたも今も人間関係が良好な部分が多いとは思いますが、より良好な人間関係を持つことで、今まで以上に幸せに感じることが多くなりますし、そのことでより健康な身体になっていく可能性が大きいです。

 

今回は人間関係についてお伝えしていきます。

人間関係と病気の関係

患者さんの話を聞いていると、中には「旦那さんと上手く行っていない」とか、「子供と上手く行っていない」とか、「私の親は自己中心的過ぎてでコミュニケーションができずにストレスが溜まる」と言った人から、「家にいても孤独です」という人が多くいるように感じます。

 

不安・孤独・ストレスに多くさらされている状態、言い換えれば良い人間関係が築けていない状態だと、脳の扁桃体が常にストレスホルモンを出して自律神経が乱れることが分かっています。また、脳の血流も低下することで鬱にもなりやすいですし、冷静な判断も欠如しやすくなります。海馬も縮小傾向があり、認知症の症状などが起きやすくなります。

 

自律神経が交感神経優位になる事で、血管が細くなり身体の循環が悪くなります。内臓での血液循環の低下は酸欠状態を引き起こして癌の原因にもなります。

 

心理学者のアドラーは、「人間の悩みはすべてが人間関係だ」とまで言い切っています。

 

これを拡大解釈すれば、病気の原因の多くの部分もまた人間関係になるのかもしれません。

 

 

今、病気で悩んでいたり困っている方は、是非人間関係を見直すか、今の環境のままでいるしかないのなら、自分自身が変わって、まわりは同じ人間であっても、自分からコミュニケーションの質を変えて人間関係(人間関係の在り方)を変えるようにしてください。

人間は人間関係に不器用

人間はもともと他人との人間関係を良好にする能力にたけているものではありません。

 

私たち人類が始まってから今日までのほとんどの時間は、狩猟採集民として生きてきました。

 

そこでは、一家族~20人ほどの集団で生活をしていました。その中で濃い人間関係を作っていました。そういった小規模集団の中で生きるように遺伝子がなっているんですね。

 

それなのに、外に出れば話もしたことのない人たちの集団が居て無意識に警戒態勢になり、コミュニケーションを良好にできないことで自律神経バランスが崩れたりします。

 

家庭では濃い話をすることができず、相手とは希薄な会話で終わってしまう。それが孤独感を強めて、これもまた自律神経のバランスを崩す要因になります。

 

このように、本来、私たちは人間関係にたいして不器用な生き物だという前提を受け入れてみると、気持ちが楽になりますよね。

 

巷で、コミュニケーションや営業トークと言った人間関係の本が多く存在するのも、人間関係を築くことが不器用な人たちが多くいるからだということを裏図けていることになります。

 

それを踏まえて、では、どうすれば人間関係が良くなるのか?良い人間関係を築きたい人とはどのような会話をすればいいのかなどをお伝えします。

良い人間関係を築くための3つのポイント

まず、これから良い人間関係を作るための3つのポイントをお伝えします。

 

回数・時間

一緒に行う

悩みを伝える

 

人は回数を重ねるごとに親密感が高くなるということが研究でわかっています。一回で濃い関係を作ろうと考えず、20回とか30回、まず会おう!という考えで接するようにしてください。

 

また、一緒に何かを行う事でも親近感が高くなり、幸福度も高くなるということが分かっています。たとえば、同じサークルに入って同じ同調するような行動を行うと、幸福感も高くなります。ゴスペルなどはもってこいのサークルになります。

 

また、悩みを伝えることで、この人は私を信頼しているというサインになります。その際に気をつけないといけないのが、愚痴になってはいけないということです。「腰が痛い」「足が辛い」と言うのは聴く方にとっては何もできなかったりするので、だんだんと人が離れていってしまいます。腰が痛い場合は、「私最近、腰が痛いんだけど、どこか言い治療院知ってる?」と言ったように、相談という形で悩みを伝えると、親近感が高まります。

良い人間関係を築くためのコミュニケーション

また、良い人間関係を築くために、『ストローク』という考え方があります。

 

これは、動画を見て頂くのが早いですので、是非動画を見てくださいね。

健康とは身体だけじゃない

実は健康は、物体的な身体の酷使以上に、精神的となる心のストレスで起きていることが多いのです。もしかすると、99%が心のストレスかもしれません。

 

ですので、自分の環境を整えたり、人間関係を整えるだけでも病気や慢性痛と言った症状が軽減していくことが多々あるのです。

 

是非、今回の記事があなたの病気や不安、身体の痛みの軽減につながる内容になればと思います。

 

良き方向、幸せな方向に、あなたが進めますように、祈っております。

 

今日も、読んでいただき、ありがとうございます。