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癌(がん:ガン)って何だろう?回復・治療のために本人が知っておいてほしい大切なこと。

癌について知ってほしい事を書いていきます。

《目次》

癌(がん)て何だろう

日本のがん治療のスタンダード

自分の身体が癌を作ったのなら

何に気をつければいいのか

癌になってもセルフ治療を諦めないで

癌(がん)て何だろう

細胞病理学者ウィルヒョウの間違った認識を広めるきっかけになった言葉があります。医学書にも載っているものです。

 

「がん細胞は無闇、無限に大きくなる」

 

これを信じてしまった医学という学問が、病院では癌は見つかり次第(手術や抗がん剤などで)対処しなければいけないと決めてしまいました。

 

 

でも、ガン細胞が無くなる人がいるのはなぜでしょうか?癌細胞と共に長年幸せに生きている人がいるのはなぜでしょうか?

 

 

学問は現場の上に成り立っているものなので、常に現場を肯定するものでなければいけないのです。一例でもウィルヒョウの言葉に合わないものがあれば、その概念が間違っているのかもしれないと疑問を持つことから科学は発展するから。

 

もちろん、一例じゃなく多くの例がありますが。

細胞は何をエネルギーにしているのか

細胞はATPというモノをエネルギーにしています。車で言えばガソリンです。車の場合は石油からガソリンが作られますが、ATPは細胞の中で作られます。

 

細胞自体が、外から供給される酸素と栄養素を使って、自分の食べ物を作るんですね。家と同じです。食材を買ってきて家の中で料理してそれを人が食べて、その人たちが働くというスタイルです。

ATPをつくるのはどこで何が作っているのか

ATP:アデノシン三リン酸
ATP:アデノシン三リン酸

ATPを作るところは大きく分けると二つあります。ミトコンドリアと細胞質基質で作られます。グルコースから作られる個数は全然違います。ミトコンドリアでATPが作られる系は『クエン酸回路』と『電子伝達系』となり、細胞質基質では『解糖系』と呼ばれます。

どうして二つの作り方があるのか

どうしてATPを作る方法を二つ持っているかというと、それは酸素にあるんです。

 

地球が出来た時は酸素がありませんでした。ですので酸素が無い状態(身体の中で言えば低酸素の状態)で生きていくために解糖系が主体となってATPを作っていたんです。

 

その後、地球大気に酸素が多くなってくると、その環境に適したミトコンドリアが生まれました。ミトコンドリアは酸素を使いますが解糖系よりも効率的にATPを作ります。人間はミトコンドリアを身体に取り込み共存することで効率的にATPをもらうようになったんです。

 

従って、酸素が多くあればミトコンドリアがATPを作り、酸素が少なければ解糖系がATPを作るようになったんです。

何が癌化なのか

人が動くために、ATPが100個必要だったとしますね。

ATPの材料となるのがグルコースというモノです。

 

ミトコンドリアはクエン酸回路や電子伝達系でグルコース一個から約40個(38個)のATPを作ります。

解糖系ではグルコース一個から約2個のATPを作ると思ってください。

 

 

ミトコンドリアは暖かく酸素の多い環境を好みます。循環が悪くなり体温が低くなると働きが鈍くなってしまいます。働きが鈍くなると、ミトコンドリアからのATPが減ってしまうので、解糖系がドンドン働くようになるんですね。といったも、1グルコースから2ATPしか作れない。それを補うのが細胞の増大分裂何です。細胞数を極端に多くすることでATPの補充をしようとするんですね。

 

だから癌細胞は正常細胞に比べて増殖スピードが多いんです。

 

 

つまり、環境が細胞をガン化させたとも言えるんです。

悪性腫瘍と良性腫瘍の違いは何か

悪性腫瘍か良性腫瘍の違いは以下の三つになるとされています。

 

  • 増殖スピード
  • 形状
  • 浸潤

 

 

増殖スピードは細胞分裂のスピードです。細胞分裂のスピードが早ければそれだけその部分が大きくなってきますよね。血管を圧迫すれば循環も悪くなります。

 

形状については、良性腫瘍は細胞として整っている形をしています。でも悪性腫瘍は細胞分裂のスピードが速いため細胞の設計図(遺伝子に傷がついていたりして)がずさんです。そのため形が悪かったり境界線がハッキリしなかったりします。

 

そして、境界線がハッキリしないことで浸潤しやすい形状となってしまいます。たとえば筋肉の細かい部分とか血管内とか、そういった部分に浸潤していくんですね。

 

これが良性腫瘍と悪性腫瘍の違いです。

 

 

ただ、何度も言いますが、細胞がガン化するのにはその条件を作っていたということです。健康的な条件じゃなく不健康な条件になってしまっていたので、細胞は生きようとしてガン化する決心をしたんです。

日本病院のがん治療のスタンダード

調子が悪くて病院に行ったら、「検査しましょう」となって検査をしたら、癌が見つかったという流れが一般的です。

 

今の検査技術は素晴らしいものがあるので、小さな癌細胞も見つけることが多いです。

 

 

そこからどうなるかと言いますと、本当は怖くない病気であっても、癌の怖さを伝えて、以下のように流れていきます。

 

「抗がん剤療法をしましょう」と言われれば、「はい」

「手術をしましょう」と言われれば、「はい」

「放射線療法をしましょう」と言われれば、「はい」

 

 

「はい」を多くとって、すぐに三大療法に入って行きます。

でも、「はい」「はい」「はい」ですぐに三大療法に入る事には気を付けてくださいね。

 

もちろん、ガン細胞が大きくなり過ぎて、気道や消化器系、血管や神経を圧迫して生命的に危険な状態であれば即手術が大切です。

 

あとは癌細胞はすぐに大きくなるものでもないので、きちんと癌について学んでから、納得して治療することをお勧めします。

自分の身体が癌を作った

たとえばの話です。

 

アルコールをたくさん飲み過ぎた生活をしていると、肝臓が疲れてくるんですね。アルコールを分解することに必死になって働きます。休憩せずに働いていると疲れてしまう。

 

そして肝臓だけが疲れるということはありません。消化器系全体が疲れてきます。ホルモンバランスも悪くなってきますので、全身が疲れてくるんです。

 

そうなると、循環不良が起きてきます。

 

 

細胞が生きるためには血液中の酸素と栄養素が必要不可欠。その供給が少なくなってくると、細胞がガン化します。

 

 

で、肝臓がアルコールの摂りすぎで肝炎や肝硬変になっている場合は、肝臓における循環がものすごく悪い状態なんです。だから、肝細胞がガン化します。

 

 

実は、肝臓がガン化する以外に、全身の循環が悪いので、他の所の細胞もガン化しやすい状態です。たとえば肝臓癌のあとに肺にがんが見つかれば「転移したね」と言われるのです。

 

でも、肝臓が癌になる前にはもう、肺の細胞もガン化しやすい状態が作られていました。もしかしたら、肺の方が最初に癌になってもおかしくない状態だったのです。

 

 

これを知っていると、肝臓癌だから肝臓だけの治療をすればいいのかというと、そういう考えが間違っていることに気づきますよね。

 

 

また、ガン細胞を三大療法でとったとしても、今までの生活を変えなければ、またがん細胞が出来てしまうことになります。

何に気をつければいいのか

「病気にならないようにする」ことが大切なのではなく、「健康でいる」ことが大切なんです。

 

もし、癌になってしまったら「健康的な生活・考え方をする」と言うことが大切なんです。

 

癌と戦う以上に、健康的で清々しい生き方をする方がとっても大切です。

たとえばこんなことしていませんか

  • 働きすぎ
  • 食べ過ぎ
  • 夜更かしをする
  • 心配ばかりする
  • だらだらしすぎ
  • 身体に気を使わない食生活
  • お菓子の食べ過ぎ
  • 不平不満ばかり言う
  • 感謝しない頑固
  • 感謝する頑固
  • 我慢のし過ぎ
  • 自分を犠牲にする気持ち

 

 

これは健康的で清々しい生き方とは別の方向を見ている生活となります。体は身体・精神体・感情体の3つで構成されているので、その3つを健康的に過ごす必要があります。

健康的な生活とは

  • 適度な運動(循環が良くなります)
  • 体力をつける(循環が良くなります)
  • 薬を飲まない(白血球が減ります)
  • 早寝早起き(自律神経の安定に繋がります)
  • よく噛む(内臓・自律神経を助けます)
  • 良く笑う(自律神経を安定させます)
  • 深呼吸をする(酸素を多く取り入れることができます)
  • 身体を温める(免疫力・循環力が付きます)
  • 感謝する(副交感神経を働かせます)
  • 不平不満を言わない(自律神経のバランスを整えます)
  • 頑固をやめる(気持ちが楽になります)
  • 後ろ向きな発言はやめる(心のストレスを緩和します)
  • 栄養をきちんと摂る(肉とかじゃありません)
  • ゆったりする(副交感神経を刺激します)

 

 

挙げればきりがないですあ、考えられることですぐにできることからドンドンやれば、健康にしか向かなくなります。

 

もちろん、病気が進むところまで進んでいたら回復は難しいかもしれません。ただ、病院で見放された末期がんの方が回復したり、癌はそのままでも進行が止まったという例はたくさんありますよね。

 

だから、諦める必要はありません。健康的なことをやったら気分も上に向きますから、やらないよりはやった方が良い事しかないんです。

癌になってもセルフ治療を諦めないで

もともとすべての病気は今までの過ごし方で作られたと考えることが大切だと思っています。

 

私が全身調整整体がとてもいいと思うのは、全身をソフトに整体することで筋肉が柔らかくなり血液やリンパの流れが良くなるからです。

 

これは生きるためには必要な事なので。

 

ただ、それだけで病気が治るとは思っていません。私が病気を治すなんておこがましい限りです。病気は自分の生活が治すものです。ただ、当院はそのきっかけを作っているだけにしか過ぎません。

 

 

1日を考えますね。当院で30分身体を整えたとします。残りの23時間30分は体を酷使していたら、やっぱり良い方向に行くのは難しい。

 

 

だから、こういったことをたくさん知ってほしいと思ってブログを書いているんです。

 

 

体には身体・精神体・感情体があるので、そのどれもが健康であることを心がけたら、とっても良い事だと思います。ちょっと疲れたなとか、身体のメンテナンスが必要だなと思った時に当院を利用するのがちょうどいいのかもしれませんね。